C値(相当すき間面積)
高気密・高断熱の家を語る際に避けて通れないのが「C値」です。
C値とは「気密性」を表す数値で、延床面積が100㎡(約30坪)である時に、100㎠の隙間がある場合に「C値1.0」となります。
高気密の家とは気密性の高い家のことを言います。住宅の「気密性」とは、住宅の隙間をなくして室内の空気をどれだけ住宅内に閉じ込めることができるか、という性能のことです。
気密性の高い家は室内と室外の空気が分断され、室内の空気が外に漏れにくく、室外の空気が室内に入り込みにくくなりますので、室内の温度コントロールが容易になり、季節に関わらず快適に過ごすことができるのです。
C値に関しては、ZEH基準というものが無いのですが、高気密と表現してよいのは1.0以下でしょう。
具体的には、延べ床面積30坪の家の場合の総隙間面積が70㎠以下
10cm×10cmの長方形以下である必要があります。
そしてこのC値は理論値や計算値ではなく、測定しなければ分からない数値です。
私は、例え有料でも測定を依頼します。
もちろん内壁を貼る前の配管等がむき出しの状態で、隙間を埋めることが物理的に可能な時にです。
測定値が出たらまた書かせていただきますね。