手刻みのこだわり
私は国産無垢材の温もりが好きです。
だから、家の内側には出来るだけたくさん…
とは言っても、ログハウスに住みたいわけではなくて、バランス良く無垢材の温もりを感じたいと思います。
今回新築をお願いする村田工務店さんは、手刻み一筋に100年以上の歴史を持つ工務店です。
最近は手刻みの住宅が減って、工場で切断や加工をして現場で組み立てるプレカットが主流となっていますが理由は何でしょうか?
プレカットのメリットは
・手刻みと比較した場合、加工に掛かる日数はおよそ3分の1
仮に、手刻みで3か月かかるとすればプレカットなら1か月で終わる。
・工場生産なので、安定した加工品質を保ち提供することが出来ている。
プレカットのデメリットは
・木の特性を考慮していない画一的な加工なので、時間が立つと強度面での不安が残る
(木は生き物なので、時間と共に乾燥・収縮する。完成時には金物で接合されている部分も、時間が経ち木が収縮すると金物が緩んでくる可能性も否定は出来ない。)
・大量生産・大量加工が可能なので、材の良し悪しを検討せず材は材としてしかみない。
次は手刻みのメリットです
・大工さんが全て手刻みで造るため、木の特性や個性を活かしながら家造りができる
・伝統工法の場合、金物を使用せず、柱や梁、土台などの木と木の接合だけで強度を
出していくため、構造的にも強いしっかしとした骨組みができる。
・複雑な加工や継ぎ手にも対応ができる。これにより、自由度の高い設計や家造りが可能となる。
そして手刻みのデメリットです
・プレカットと比較すると職人の手作業な為、時間と費用(手間)が掛かる。
・手刻みで加工ができる職人の数が少なく、修業期間が必要である。
やはり、工期が長くて少し費用がかさんでも、しっかりとした丈夫で安心でき、かつ、柱や梁の接合部や接手等の職人技が見られる家を建てたいので、私は手刻みを選びました。
これが、村田工務店を選んだ一番の理由です。
下の写真は、村田工務店の大工さんが手刻みで建てた家です。
無垢材の温もりや圧倒的な力強さと安心感がありますね(^^♪
村田工務店さん!よろしくお願いします!!(^^♪